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過ぎ去りし日々Ⅲ

yamori1101.exblog.jp
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2005年 07月 05日

彼の朝

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ミナミを朝を過ぎた時刻に歩いていると
ボーイズバー或いはホストクラブだろうか
そこから出てきた彼と擦れ違った。
片手にネクタイを持ち疲れた表情で歩み去った。

# by kumasann1101 | 2005-07-05 06:29 | 絵日記
2005年 07月 04日

エントランス

その前に立った時
もう一歩を踏み出すパワーは何だろう

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# by kumasann1101 | 2005-07-04 22:51 | 絵日記
2005年 07月 04日

ミナミの真ん中で

高島屋の前から東へ南海通りを進み なんばグランド花月へは曲がらずに真っ直ぐ進み
次の道を左手へ曲がり暫く行くと千日市場がある。
はたして営業しているのかいないのか私は知らない。
真昼でも薄暗い通りに歩みいるのは少し躊躇する。
しかし本当の意味のミナミの闇は もっとさり気なく口を開いているのだ。

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# by kumasann1101 | 2005-07-04 00:39 | 絵日記
2005年 07月 03日

幻聴

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微かに聞こえてくるハイヒールの音に耳を澄ます。
「ねぇ 待ったぁ」
そんな馴染みの台詞が耳元で聞こえたように思った私は
驚いて振り返ったけど
薄暗い店内を照らす間接照明の
ほのかな灯りが創りだす影しか見つけられなかった。

幻聴_d0006006_04923100.jpg

私は何を期待しているのだろう。
君とよく待ち合わせたこのバーに
君がまた現れることがあるなんて
そんなことを考えるほど程の
情けない男になってしまったのだろうか。

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窓の外はいつのまにか雨の止んだ空が
いっそうの青を増し
夜の始まりを告げている。

# by kumasann1101 | 2005-07-03 00:51 | 絵日記
2005年 07月 02日

ジントニックをもう一杯

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明るさを残した灰色の空から落ちてきた雨粒が
広い窓ガラスを伝って音もなく落ちていくさまを
開店したてのバーのカウンターに座って
ぼんやり眺めている。

私はこの時間のバーが好きだ。
まだ客は私以外居らず
静かにジャズが流れる中で
空が徐々に青を深めていくのを
ぼんやり眺めているのが好きだ。

レッドアイ

# by kumasann1101 | 2005-07-02 11:39 | 絵日記